2ntブログ
栞1_181203_0015

朝食は電車の中⑫

2021年06月03日
1
短編小説


「あぁあ、もうだめ。」



男は我慢の限界を超えると、思わず電話を掛けた。



「どうされましたか?」



電話の向こうは蘭様の声じゃない、女性の声だった。



男 「あ、あの・・・えっと・・」



女性 「今お伺いします。少しお待ちください。」







男は戸惑いながらもただひたすら、下から漏れないように集中するしかなかった。







しばらくすると、扉が開き、入ってきたのは、
白い首輪に、メイドの恰好をした女の子。
手には、カバンを持っていた。





「お待たせいたしました。」

そういうとカバンから、まずは大判の風呂敷を取り出し
手際よく広げた。

さらに、なかから首輪などの責め具をきれいに並べると

「もう少しお待ちください」といい、
壁側へ身を寄せて、正座をした。









しばらくすると、また誰かがやってきた。








麻縄で亀甲縛りをされている女の子。
手には琺瑯の盥(たらい)と手ぬぐいを持っている。


「お世話いたします。ユイと申します」
手慣れたように、ゆっくりとお尻の「栓」を抜きとる。






男は恥ずかしさから
顔を真っ赤にして、俯いた。





ユイは抜き取った「栓」を盥に置き、
男の菊門を舌で丁寧に嘗め回し、キレイにし始めました。




男は恥ずかしさと気持ち良さで、思わず声を漏らす。


男 「ダメです。もう出ちゃいそうです。離れてください!!」


ユイ 「キレイにいたします。すみません、まだご主人様が来ておりませんので・・・。」



























カバンと風呂敷。
二重になっているので、
カバン、もしくは風呂敷だけでいいのではないのかと考えました。


そうすると、風呂敷から道具・・
風呂敷=弁当のイメージが強すぎてしまい、私には違和感がありました。
でもカバンから道具を取り出す、すると床の上に直置き・・
いやいや不衛生でしょう。

ということで、風呂敷を広げる所作もエロさを感じるので、
メイドさんの荷物が多くなりました。





それと琺瑯なのですが、
琺瑯は官能的なアイテムだと思います。
もっと言うと、琺瑯の中でも特に大きめの丸い盥にエロさを感じます。。
(邪魔ですが、趣味として持っています。もはや、自分にしかわからない世界かもしれない)


消毒の必要なものを、野田琺瑯さんの琺瑯に入れてミルトンで消毒します。
野田琺瑯さんの歴史も好きです。




ウイルスにかかりませんように、気をつけましょうね。
消毒、うがい、睡眠・・またかならず元気な姿でお会いしましょう。
お付き合いいただき、ありがとうございました。





20210603005617466.jpg
Shiori
Posted by Shiori

Comments 1

There are no comments yet.

愛読者  

読書感想文(文とは言えない短文)

あぁあぁん…

2021/06/16 (Wed) 18:48

Leave a reply